学習の内容

学習のねらい

AZUMI式で学習するのは、「英語を理解することの楽しさ」「外国語に触れることの楽しさ」です。

AZUMI式は、日本語を話している日本人が、外国語を学ぶというのはどういうことなのかということを、楽しみながら、知らず知らずのうちに身に付けていくことが出来ることを目的としています。

学習教材

教材は、名詞のパターンを中心とするオリジナル教材です。この教材は、５つのパターンの文法化を踏まえた上で作成されていますから、見たところはごく「普通」の初等教材ですが、パターンの学習のために様々な工夫がなされています。この学習は受験対策にも強力です。特別なことは一切ありません。

この教材には、学校生活の中の数多くのシーンが含まれ、様々な英語表現が登場しますので、登場人物たちと一緒に楽しく英語を学習できます。

この教材（「AZUMI式英語道場教材（2022年版）」）は、科学的・体系的に組まれたもので、完全オリジナルです。教材の作成方針は、世界的に有名な語学教材「リンガフォン」なども参考にしています。

学習は、ケンタ（日本人）、マーク（アメリカ人）、アニー（イギリス人）、チャン（中国人）、そしてラッキー（ビーグル犬）を主人公として進行します。最後の方では、ランガ（インド人）も特別参加します。

ケンタとマークは、同じグラウンドで野球の練習をしていて、応援に来ていたアニーとチャンを通じて、すっかり意気投合します。ケンタの話す英語もおかしいのですが、どうもマークの話す日本語もおかしいですね。

１学期１４回、２学期１４回、３学期８回のスキット（寸劇）からなります。1年間～２年間を通じて、楽しみながら、英語の基礎が自然に身につくように工夫されています。

約300点のプロのイラストレーターによる、この教材のための描きおろしイラストが理解を助けます。扉絵は、教材イラストの一部です。

この教材は、AZUMI式のノウハウの塊です。ここではこれ以上お話しできません。ご容赦ください。

また、５年生については、「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」（小学館）を、美しい自然な文章に触れるための副教材として使います。この教材は、クラスで無料配布します。

６年生については、「2000 Core English Words」（４分冊）の最初の１を使います。非常にベーシックな単語を習得できるように出来ています。この教材も、クラスで無料配布します。

クラスの進め方

クラスは、１週間に１回、１学期は４月から７月まで、２学期は９月から１２月まで、３学期は１月から３月までです（学校とほぼ同じです）。
５年生は、予習は必要ありませんが、毎回５～10分程度の書取りの復習が出ます。
６年生は、単語の学習が始まりますので、その教材の復習があります。

中学コースとフォローアップ・クラス

中学校１年生、２年生を対象に、中学コースを募集しています。
英語の文章を、日本語を介せずに、英語のままイメージして読むことにより、ネイティブのような感覚を楽しむことが出来ます。

教材は、当初は小学コースの副教材を使いますが、中学校で文法の学習が進んだところで、米国で広く教育教材として使われている「School Subject Readings 1-3」（Compass Publishing刊）（A４判オールカラー74ページ、別冊ワークブックA４判オールカラー36ページ）に移行します。
各冊16のやさしい英語の文章から構成されています。クラスでは、ワークブックの練習問題も解いていきます。クラスで一緒に読んで解いていきますので、予習はいりません。
学習は、日本では教えられていないことがポイントとなっており、AZUMI式と完全にリンクしていることに驚かれるでしょう。ネイティブの子供たちがどのように英語を学習しているかが、手に取るように分かると思います。どのポイントも、英語を実際に話すためには必要なことばかりです。

フォローアップ・クラスは、学校教育とは補完関係に立ちます。一番重要なのは、出来るだけ多くの易しい英文に接することです。

また、中学生用に単語も強化します。
小学校から始めた「2000 Core English Words」（４分冊）の第２、３、4分冊を使います。2000語というのは、高校入試に必要な単語数の目安です。