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AZUMI式について

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icon2 現状

AZUMI式についてお話しする前に、まず日本人の英語の現状を知ってください。

次の表は、アジア主要国のTOEFL(共通英語テスト)の2005年から2015年までの成績です。(見づらいと思いますが、サイトの制約でこれ以上大きくなりません。すいません)

英語とは同族言語である西欧諸国とは比べるまでもありませんが、英語とは同族ではないアジアの中で見ても、主要国の中で日本は一貫して最下位グループにいます。

また次の表は、OECD36か国(先進国主要36か国)のTOEFLの2017年の成績です。

日本は、36か国中36位で最下位です。さらに35位のトルコとはかなりの差がついていて、差はむしろ拡大しています。
スピーキングだけだと、全170か国中ほぼ最下位です。
多くの人が、国際会議に出たときの印象と合致しています。

何かがおかしいと考えて当然と思います。この原因が、「能力」のよるものではないと考えるのが自然です。抜本的な解決策には、新しい視点がいるのではないでしょうか。

icon2 英語はどういう言葉なのか

そもそも英語とはどういう言葉なのでしょうか。
英語は、インド=ヨーロッパ語に属しています。インド=ヨーロッパ語(印欧語。北インドからヨーロッパにかけて分布する言語)は、一つの言語から分岐したもので、同じ基本文法構造を持っています。

その大きな特徴は、名詞が男性名詞、女性名詞の区別を持っていることです。英語もかつてはこの区別を持っていましたが、独自の発展を遂げる中で、印欧語の中で唯一、全くこの区別を失いました。しかしそれは、可算名詞、不可算名詞(数える名詞、数えない名詞)に形を変えたと考えられます。

「英文法」は、印欧語の共通文法から作られます。AZUMI式は、この印欧語の名詞全体を捉えて、同じ原理で説明します。男性名詞・女性名詞と可算名詞・不可算名詞を、同じ原理で説明するのです。
ただしただ覚えるだけの男性名詞、女性名詞と比べて、可算名詞、不可算名詞は、文脈によって決まるので、一段と難しくなります(その分、文法は簡素です)。

日本人が英語の名詞を英語のまま理解することは一生かかるほど難しく、これに対して、当塾は最も単純・明快で分かり易く、むしろ最も正統的な方法を提供します。

icon2 AZUMI式の進め方

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf AZUMI式とは、何ですか?

AZUMI式とは、英語を、「基礎の基礎」を土台として学習する学習法です。

基礎の基礎とは、次の5種類の名詞のパターンです。

(注)ただし、文法的に特殊な次の用例は、5つのパターンから除外されます。
① 「paper」「gold」 などの物質名詞。
② 「play the piano」など楽器に付く theなどの「総称的用法」(そのカテゴリーに属する全体を指す用法)。この例としては、他に図鑑などに使われる「the dolphin」(イルカ種)などがあります。また、機械類を言う際に「the PC」(パソコン類)ということもあります。どれも例外的な特殊用法です。

この5つの名詞のパターン(名詞節。特に可算形 school と不可算形 a school の文脈による区別)は、日本語と最も異なる部分で、実は英語で最も難しい部分でもあります。
ここから先の文法部分は、語順さえ間違わなければ、むしろ世界一やさしいと言ってもいいのです。
英語の名詞が易しいと誤解している人は、英語を漢字を介して理解している人です。上の5つのパターンは、漢字ではどれも「学校」で済んでしまいます。
英語がここまで名詞にこだわるのは、「視覚化」を前提にしているからでもあります。英語はそのために、「時間の見える化」をします。日本語(漢字)とは、正反対のアプローチです。

世界中の初等英語教育は、イギリス圏もアメリカ圏も、「名詞句」の習得を中心としています。
実際、日本語教育でも、初等教育の中心は名詞です。このことを多くの人が、「これは漢字を習得するためだ」と誤解しているのです。

これらを習得することにより、将来は学校での英文法の知識と合わせて、英語を母国語のように自由に話せるようになります。

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf AZUMI式で学習するのは、英語のどういう部分ですか?

この5つのパターンの習得は誰にとっても難しく、そのため英語圏の初等教育もここに重点が置かれています。
ところが、日本の英語教育では、この5つのパターンの習得にほとんど力を入れていません。これは言語にとって「基礎の基礎」に相当しますから、これが学習から抜けていることになります。
AZUMI式ではこれを時間をかけて訓練により習得します。これを図で書くと以下のようになります。

icon2 AZUMI式の例

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf AZUMI式で学習する英語と日本語の違いの具体例を挙げてくれませんか?

ほんの一端をご紹介します。クイズ形式で紹介します。

質問1 「私は犬が好きです」を英語で言ってみましょう。
--  “I like a dog.” ”I like the dog.” ”I like the dogs.” ”I like dog.”
どれも間違いです。
 ”I like dogs.”
この言い方しかありません。
英語には、「犬」を一般的に言う言い方はありません。これは英語の大きな特徴で学習を非常に難しくしています。
英語がこういう特徴を持っているのは、「一般的な犬」というのは視覚化出来ないからです。
英語は、5つのパターンで「見える化」(視覚化)して伝えます。
「dogs」は「犬たち」であり、2匹以上の犬を言いますが、これが文脈によっては一般的な「犬」を指します。
これを訓練により習得します。

質問2 「私はカゼをひいています」は「I have a cold.」です。では、「私たちはカゼをひいています」は?
--  「We have cold.」「We have colds.」「We have a cold.」
一般に「We have a cold.」です。
「cold」「colds」は、文法的にはOKですが、意味が違います。前者は重たいカゼの場合、後者はカゼの種類が異なる場合です。
すべての単語が形を持っている訳ではありませんが、すべての英単語は時間を持っています。したがって基本的には、a で、すべて基本的には時間を数えます。
これは5つのパターンのうちで最も重要な点です。
時間を数えるというと一見難しいように感じられますが、実はこの方が簡単で画一的で速いのです。
この点を訓練により習得します。

質問3 ABBAの歌で大ヒットした「Thank you for the music.」。この意味は日本語で?
--  「音楽をありがとう」「音楽というものをありがとう」「神様、音楽をありがとう」
どれも間違いです。
 「この音楽をあなたにありがとう」
たいていの日本人は、the の意味を間違って刷り込まれています。
英語は、対話の言語です。
話し手(書き手)と聞き手(読み手)の間で「合意」があれば「the」、なければ「無冠詞/a」です。英語はこの点が徹底しています。これの学習は、英米圏が最も力を入れている点です。
これを訓練により習得します。

icon2 AZUMI式と学校の学習との関係

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf 中学校の英語授業とはどういう関係にありますか?

AZUMI式は、英語全体に関係していますので、内容も英語全体に関わりますが、学校で学習しないことを多く含んでいます。
AZUMI式は、1学期14回、2学期14回、3学期8~10回が、すべて強力な理論によって作られています。学校の授業とは基本的に同じですが、一部は補完関係にありますから、両方学習することによって、相乗効果が得られます。

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf 小学校の英語授業で行う小学生英語とは違いますか?

小学校英語とは違います。それらは一定の効果があるでしょうから、きちんと学習してください。
それに対してAZUMI式は、強力な文法理論の裏付けのもと、習得すべき能力の具体的内容がはっきりしています。

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf AZUMI式は、将来、国際的な仕事に就く人向けの特別な教育ですか?

違います。英語の素養は、今やどんな職業でも必要です。
言葉を習得する能力は誰にでも備わっています。ですから、日本語を話せる人は、誰でも英語を話せるはずです。
AZUMI式は、誰でも100%習得できますし、そういう教育を目指しています。

icon2 学習効果について

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf 学習効果は、どのように現われますか?

AZUMI式の目的は、英語の基礎を身に着けることですから、その効果は受験英語のみならず、会話力、読解力など、全ての面に現われます。
また、英語の基礎がしっかりと出来ていることから、英語がよく分かるようになって学習が楽しくなり、上達も加速します。
その効果を図で示すと以下のようになります。(イメージ図です)

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icon2 英語道場の名称について

%e9%89%9b%e7%ad%86%e3%81%ae%e3%81%bf なぜ、「道場」というのですか?

まず声に出して話してみることが一番大切だと考えるからです。
そして、文法を学習する以前の段階で、英語を頭ではなく、体で習得することを目的としているからです。(スパルタは行いません)

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